診療案内
予約方法
初診の方
初診は電話予約のみとなります。
休診日を避け、診療時間内にご連絡ください。
診療時間外や休診日は予約受付を行っておりません。
再診の方
来院時予約
予約受付システムを使用して次回の予約をお取りいただきます。
受付スタッフにお尋ねください。
Web予約
予約受付システムのアットリンク(atlink)を使用して予約ができます。
24時間いつでも予約や予約変更ができます。
Web予約ができない場合は、お電話にてご相談ください。
妊婦健診
最終月経や超音波検査などを参考にして、妊娠8〜10週頃に分娩予定日を決めます。
妊娠40週0日が分娩予定日になります。
順調に経過している方の場合の健診間隔は、妊娠12週頃までは2〜3週間毎、12週〜23週までは4週間毎、24〜35週までは2週間毎、36週以降は1週間毎となります。
初回および妊娠12週以降の健診では、毎回、血圧測定、尿検査を行います。
超音波検査は毎回行い、血液検査は妊娠前期・中期・後期に各1回行います。
内診も適宜行いますが、妊娠後半になると内診の頻度が高くなります。
出生前診断
出生前診断には超音波を使った画像の検査と、染色体疾患に対する検査があります。
超音波検査は、妊婦健診の際に毎回行います。
染色体検査をご希望の方には、必要に応じて、クアトロテストや羊水検査といった、より詳細な検査をご案内いたします。
この検査についてご希望、ご質問のある方は健診の際にお尋ねください。
保健指導
当院では、妊娠中の皆さまに安心して出産を迎えていただけるよう、経験豊富な助産師が妊婦健診をサポートしています。
安心安全な出産のためには、出産されるご本人さまご自身が、妊娠中から「産む力」をつけることが不可欠です。
その力を最大限発揮できるよう妊娠中からバックアップいたしますので、いつでもお気軽にお声掛けください。
4Dエコー超音波検査
当院でご出産予定の方は、毎回、追加料金なく4Dエコーの画像をご覧いただけます。
4Dエコーでは、お腹の赤ちゃんの立体的な姿をリアルタイムで観察することができます。タイミングや角度によっては、赤ちゃんの表情や小さなしぐさまでご覧いただけます。
胎児スクリーニング検査
毎回の超音波検査では赤ちゃんの発育や羊水量などを検査しますが、通常の妊婦健診では見つけることのできない形態異常もあります。
胎児スクリーニング検査の目的は、出生前に赤ちゃんの様子を詳しく調べることにより『出生後すぐに検査や治療が必要となる疾患』がないかを確認することにあります。
もし、胎児スクリーニング検査において、赤ちゃんに生後すぐ治療が必要となるような重篤な異常が見つかった場合、赤ちゃんにとって最適な分娩施設を事前に選択することができます。
妊娠中に異常を発見できなかった場合、病気があることに気づかず、赤ちゃんの具合が悪くなってから慌てて大きな病院に運ばなければならなりません。
その間に、赤ちゃんの状態が悪化してしまったり、搬送に耐えられなかったりする可能性もあります。
また、限られた時間の中で正確な診断をつけ、適切な治療法を決めることは、赤ちゃんにとってもご家族にとっても大きな負担となります。
胎児スクリーニング検査を行うことで、妊娠中から赤ちゃんの状態や病気を理解し、出生後の迅速な救命・処置に対応できる十分な準備をすることができます。
胎児スクリーニング検査は超音波検査という検査の性質上、発見しうる異常や疾患は胎児の形態異常に限られます。
形態異常を伴わない各種の異常や疾患、染色体異常などは胎児スクリーニング検査では診断できません。
胎児スクリーニングの時期
当院では、妊娠20週頃と妊娠28週頃の方を対象に2回の胎児スクリーニング検査を行っております。
「産婦人科領域認定超音波検査士」の専門資格を持つ検査技師が検査を担当いたします。
- 妊娠20週前後
胎児を育てるために段々と発達してきた胎盤の機能が完成すると、胎児の発育がどんどん進みます。
よりはっきり見えるようになった胎児の画像から、内臓の大きさ、位置、構造を詳しく観察します。
心臓をはじめ、胃や腎臓などの消化器や泌尿器も丁寧に調べます。 -
妊娠28週前後
さらに鮮明になった各内臓の形や機能、血管の位置や構造などを重点的に観察します。
妊娠後期になってはじめて出現したり、明らかになったりする形態異常もあるため、妊娠中2回の検査を行うことで診断の精度を高めることができます。
助産師相談
妊娠中、頼れる助産師がいつもそばにいます。
妊婦健診や出産のサポートはもちろん、妊娠中の不安やお悩み、産後の育児に関することなど、お気軽にご相談ください。
経験豊富な助産師が一人一人に寄り添い、安心して出産を迎えられるよう、心を込めてサポートいたします。
産前教室
当院では、健やかで楽しい妊娠期間をお過ごしいただき、リラックスしたお産を一緒に迎えられるよう、産前教室を開催しております。
母乳外来
楽しく母乳育児が行えるよう、さまざまなお悩みやご相談に対応しております。
乳腺炎でお悩みの方や、断乳・卒乳を検討されている方など、どうぞお気軽にご相談ください。
当院の助産師が一人一人に寄り添いながら、解決に向けてサポートいたします。
育児相談
当院でのご出産後、何かお困りのことがございましたら、お電話でお気軽にご相談ください。
また、当院と同じ建物内にある「0歳からのこどもクリニック」と提携し、ねんね(夜泣き)などの育児に関する相談を受け付けています。
婦人科
一般外来
生理痛、生理不順、不正出血、外陰部の違和感など、女性特有のお悩みを抱えている方はご相談ください。
当院では、これらの症状の原因となる婦人科疾患の診療や、ピルの処方等を行っています。
より専門的な治療が必要な場合は、提携病院をご紹介いたします。
婦人科検査
子宮がん検診、性病検査を行います。
当院は、横浜市子宮がん検診実施病院です。
不妊治療
当院では、タイミング指導(エコー等による排卵日の予測)を行っていますが、子宮卵管造影や精液検査、人工授精、体外受精などは実施しておりません。
必要な方は、専門の医療機関をご紹介いたします。
避妊指導
コンドームは一般的な避妊方法ですが、正しく使用しても年間数%の方が妊娠してしまう可能性があります。
当院で主に扱う避妊方法として、低用量ピル、IUS法、緊急避妊ピルがあります。
低用量ピルは、正しく服用すれば年間の妊娠率が0.1〜0.3%と非常に低く、子宮内避具(IUS)はさらにその下回る0.1%程度と、高い避妊効果が期待できます。
緊急避妊ピルは、性行為後72時間以内に服用するホルモン剤であり、より高い効果を得るためには、できるだけ早いタイミングでの服用が推奨されます。
避妊方法によって効果や特徴、副作用が異なるため、ご自身のライフスタイルや体質に合った方法を選ぶことが大切です。